昨日は「さだクロ もしくは ももいろマサシZ」の放送がありました。

それほど期待していた番組ではなかったものの凄く良かったです

さださんが「随分雑に始まる番組だね~」と冗談いっていましたが、
ももクロちゃん達が言っていた通り、ももいろフォーク村に比べたら随分まとまってた

それはさださんの曲を中心というコンセプトがしっかりしていた部分もありますが、
玉井詩織をメイン司会に据えて番組全体をまわしつつ、さださんの面白トークを炸裂させるので、
とてもスムーズに番組が展開していたと思いました。
玉様の司会の腕が凄まじく上達していたことにも目を見張りましたが、
ももクロちゃん全員もうまく流れを掴んでいて、トークパートがとても楽しかったですね

そして肝心の歌のパートもとても良かったです。
さださんの曲は結構音程とるの難しいものが多いのですが、
それぞれのソロも忙しい中で仕上げて来たとは思えない仕上がりでした。

れにまさしに笑いすぎたw

パンプキンパイとシナモンティーなんて難しい曲を、見事弾き語る玉様にも度肝を抜かれました

かつての「器用貧乏」は完全に「器用富豪」に成長出来たと思います

さらにさださんとの聴き比べコーナーなども面白かった。
杏果が「飛梅」を静かに歌うと、さださんはドラマチックに歌い、
夏菜子が「防人の歌」を独自の世界観で気迫を込めて歌えば、
さださんは暗闇の中に灯る一筋の光のような、全く別の世界観を見せる。
音楽の奥深さを視聴者、そしてももクロちゃん達が感じられる面白い構成だったと思います。
夏菜子が冒頭音程を外して、うまく持ち直したものの悔しさをにじませていたのも印象的で、
こういった成長ドキュメンタリー的な部分も生中継の醍醐味でした。
そして今回の白眉はあーりんの5度目の「秋桜」独唱。
あの難しい歌を間違いなく自分のものにしていて、今までで1番グッときました。
ももいろフォーク村が始まって以降の彼女の成長は、本当に素晴らしいと改めて感じましたね。
ももいろクローバーZ 佐々木彩夏 オフィシャルブログ 「あーりんのほっぺ」
彼女のブログからも手応えを感じているのが伝わって来ます。
それでいて謙虚さを失はない彼女は、これかますます成長して行くでしょう

最後の「仏桑花」からの「親父の一番長い日」という結婚式ソングコンボは更に圧巻。
さださんのバイオリンによって「仏桑花」は雄大さを増し、
アイコンタクトをしながら歌うももクロちゃんとさださんは、
まるで本当の親子のような素敵な雰囲気に包まれていたと思います。
「親父の一番長い日」は12分と長い時間、歌詞をミスりながらも世界観を壊さず、
壮大な親子のドラマを歌い上げたたさださんに涙。
私はこの曲が昔から大好きなのですが、長過ぎる歌でTVでやることはまず無いですし、
まさかももクロちゃんの番組で聴くことが出来ると思わなかったので、とても感慨深かったです

最後の誕生日の下りだけ入りきりませんでしたが、
全16曲がピッタリと収まっていて、素晴らしい番組になっていたと思います。
是非とも第二弾第三弾とやって欲しいなぁ

ちなみに杏果の「飛梅」についてはもっと書きたいのですが、凄く長くなりそうなのでまた別の機会に
