注:ここから先に書かれている事は全て筆者の脳内妄想であり、あくまでフィクションです。
それを踏まえたうえで、ジョーク&パロデイとして興味ある方だけお楽しみください。
妄想なので「それは絶対違う」と言った異論反論は一切スルーしますのであしからず。
2015.11.26(木)、ももいろクローバーZ紅白落選のニュースにモノノフは荒れた。
しかし荒れた主な原因は落選した事実というよりも、
公式ページに上げられた「紅白卒業」という四文字についてである。
去年の紅白では有安杏果の体調不良により不本意な4人での出場、
曲の終わりに百田夏菜子は「次は5人で!」と叫び、次回以降でのリベンジを誓った。
そしてももクロには忘れてはならない「6人で紅白出場」という早見あかりとの約束がある。
それらの誓いを無にしかねない「卒業」という文字に、あるものは悲嘆し、あるものは怒りを露わにした。
私は個人的には今年の紅白、出場出来るかどうかはギリギリのラインかと思っていた。
世間でのアイドルの出場枠が多すぎることへの不満は以前から大きかったし、
去年ほど話題性がないと言われていたNHKとしても出場者のマンネリ感を打破したいだろう。
そして今年は人気、話題も兼ね揃えた乃木坂46の出場がほぼ硬いというのは間違いない。
いかに人気があるとはいえ、歌番組への政治力が強いと言えないももクロが弾かれない保証はない。
そして実際その通りの結果となったのだ。
だからそれほど大きなショックを感じずに「まぁ仕方がないかな」程度に思っていた。
ところが、とある記事を読んだことで、私の心のなかにあった「疑問符」の存在が大きくなった。
それはスポーツニッポン紙で大きく取り上げていた、ももクロ落選についての記事だ。
ももクロ落選に音楽関係者疑問の声も「活躍」「支持」欠いたのか? ― スポニチ
発表したシングルはいずれもオリコンチャート4位以内にランクイン。定評のあるライブ動員力も衰えておらず<中略>来年2月にスターそするグループ初のドームツアーでは35万人超の動員を見込んでいる。
番組の企画や演出にも貢献してきた。ほかの出演者のステージを盛り上げる演出や企画コーナーには積極的に参加。歌唱中の視聴率も出場した3回すべてで40%超えを記録するなど、番組を盛り上げてきた。
今回選ばれた出場者の中に、ももクロより3つの前提条件を欠く歌手がいるのは明らか。ファンには納得のいかない落選になりそうだ。
この中に出てくる3つの前提条件というのは、NHKの柴崎哲也チーフプロデューサーの発言にあった、
1.今年の活躍 2.世論の支持 3.番組の企画・演出 という3つの項目である。
なるほど、モノノフ視点をはらった紙面において、冷静に項目に照らしあわせ、
ももクロの実績を上げられると、ますます今回の落選が腑に落ちないと感じる。
私のモノノフとしての視点を更に加えて言うならば、今年はシングルを3枚も出し、
それぞれ大物海外アーティストのKISS、主演映画、ドラゴンボールZとのコラボ曲で話題性があった。
ヒット曲が生まれにくいと言われる近年において、どの曲を紅白に持って行っても遜色はない。
動員については多少の陰りはあったものの、依然女性アーティストの中では断トツ。
ライブ映像や主演映画のソフト販売も、他の女性アーティストを凌駕する。
またロサンゼルスのアニメエキスポにおいて、初の海外ライブも成功させている。
今年の実績でいえば十分すぎるものを残しているのである。
2の世論の支持についても、オリスタ紙における女性グループ好感度ランキングで1位、
出演したCMにより商品の販売実績も伸ばしているし、メンバーにスキャンダルなどものなく、
老若男女幅広い年齢層にファンがいて、紅白という家族揃って見る番組にはうってつけの存在だ。
(太宰府の件を言っている人も居たが、早々に女性団体も引き下がったので影響はないだろう)
3についてはスポニチの紙面通りで、さらに夏に出演した「あさイチ!」の出演では、
過剰なまでのサービス精神を発揮して番組を盛り上げ、司会の井ノ原氏に「また来てよ」と言わしめた。
紅白の司会が井ノ原氏であることを考えれば、これについて不安要素は皆無である。
これらを踏まえて鑑みるに、ももクロの落選する要素は全くと言って良いほど無いのだ。
さらに川上アキラ総合プロデューサーの話から、ももクロ側から断ったということもない。
むしろ今年も積極的に参加しようと言う姿勢が見えている。
それなのに何故落選したのか。全くもって不可思議である。
ただ、私が先ほど述べた心のなかの「疑問符」というのは、
「なぜ紅白に落選したのか?」ということについていた「疑問符」ではない。
私が感じていたのは唯一つ、
「なぜももクロの紅白卒業の文字に、紅白に対する失望感が漂っているのか?」である。
これはあくまで個人的な見解なのであるが、
「紅白卒業」の文字には何か突き放すような、「憤り」でもなく「悲壮感」でもなく「失望」を感じた。
「卒業」という文字には「もう戻ることはない」という不退転の決意が見受けられる。
「また来年戻って来ます」といった軽い態度では決してない。
だからこそ多くのモノノフはこの言葉を使った事に対して怒りをあらわにした。
しかし冒頭で述べたような「誓い」をもったももクロが、そんな言葉を使うのだろうか。
「落選」を格好良くみせるため「卒業」という言葉を安易に使うのは、
下手すればNHK側から睨まれる可能性もあるといえる。
業界で干される怖さを身にしみている川上氏が、この表現を使う許可を出すはずがない。
本当に二度と出ないという、それなりの覚悟があってこそ使った言葉ではなかろうか。
そんな言葉を使うほどの「失望感」を紅白側に対してももクロチームが抱いた、
私はそのように感じずにはいられなかったのだ。
では、ももクロチームが抱いたその「失望感」の正体とは、一体何だったのだろう。

実は私は、今回の紅白こそが早見あかりとの約束を果たす、最大のチャンスが到来したと思っていた。
今年前半は去年から続いたNHK朝の連ドラ「マッサン」に出演。
ドラマ本編での出番は決して多くは無かったものの、彼女を主演にしたドラマがBSで放送された。
他にも主演映画の公開、大手企業のCM、A-Studioのレギュラーアシスタント、
民放やwowowの人気ドラマなどにも出演し、2015年は確実に知名度が大きく向上した。
そして年末にはNHKBSのスペシャルドラマ「東京ウェストサイド物語」の主演をつとめる。
年明けには木曜時代劇「ちかえもん」のメインキャストに抜擢され、
記者会見では艶やかな遊女姿を披露して話題になった。
NHKとの実績も関係も申し分なし、元ももクロという事も様々な媒体に紹介され知られるようになった。
年始に始まる時代劇のPR効果を狙う意味でも、早見あかりの紅白出演に疑問を呈す人は少ないであろう。
そのような流れからももクロチームとしては、
ももクロと早見あかりの共演を強く意識して動いていたのではないかと私は考える。
いや、意識していたのはももクロチームだけではないだろう。
冒頭で語った通り、話題の少ないと言われる今回の紅白において、
ももクロと早見あかりの夢の実現させれば話題性を十分に引き起こすことができる。
NHK側にとっても大きなプラス要因となるこのコラボ、
私は実際それに向けて動いていたのではないかと推測するのである。
連ドラの撮影でスケジュールが忙しい早見側には、歌手ではないのでそれは既に伝えられ、
水面下で交渉が進んでいたと考えても不思議ではないだろう。
これほどにまで利害が一致したももクロとNHK。
それなのに何故、ももクロは紅白から落選せねばならなかったのだろうか。
私はここにもう一つの仮説を立てるのである。


"謎の組織"と飛躍し過ぎるとお思いだろうが、
先程にも述べたように、ももクロ側と紅白側にとって今回の共演が実現出来れば互いに利がある。
ならばそれを覆す何らかの大きな要因があったと言えるだろう。
しかしももクロは先日のMUSIC JAPANへの出場などもあり、NHKとは相変わらず良好な関係だった。
大きなトラブルを抱えているとは考えにくい話である。
ならば突然、NHK紅白側が手のひらを返すような真似をしたのはなぜか。
そこには何らかの大きな外圧がかかったのではないかと推測される。
それが先ほどの”謎の組織”だ。
しかし曲りなりともNHKに対して圧力をかけるのであるなら、それ相応の理由があるに違いない。
果たしてそれはなんなのだろうか。
現在、アイドル業界はゆるやかに斜陽しているといって過言ではない。
中小では解散脱退が相次ぎ、勢いがあるとみられたアイドルのライブに空席が目立ち、
大手と言われたグループですら会場の規模が縮小傾向にある。
動員数最高を誇るももクロですら動員が鈍くなっていることを、ファンは肌で感じてるくらいだ。
来年のドームツアーも、地方では厳しい戦いになることが必至である。
そんな中、ももクロと早見あかりによる「6人での紅白」が実現したらどうであろう。
それは確実に大きな話題となり、マスコミにも大きく取り上げられる。
4年越しの約束を果たし、夢を叶え紅白の会場で涙する6人を数千万人が目撃するのだ。
そのインパクトはとてつもなく大きい。
ももクロは初出場の紅白でのパフォーマンスでインパクトを残し、
路上から夢を叶えたサクセスストーリーはマスコミなどで大きく伝えられた。
出場後にはGoogleでの検索数が増大、ファンクラブ会員の数も一気に増えた実績がある。
今年の紅白で「6人の紅白」が実現すれば、その再現がおきる可能性も少なくはない。
またかつて6人を応援していた他界組の興味をひき、ファンに復帰することも期待される。
他のアイドルが苦戦する中、ももクロが頭一つ出た状態になりかねないのだ。
そしてそれは女性アーティストではまだ誰も成功させていない、
5大ドームツアーへの追い風が吹くことになるのは間違いないだろう。
彼女達の躍進を良しとしない「謎の組織」は、何としてもそれを阻止せねばならなかった。
そして何らかの圧力をかけて、ももクロの紅白落選をNHKに選択させたのである。
もしこの仮説が本当だったとしたのなら。
紅白という何よりも大切にしていた番組に、ももクロ側が失望することも仕方のないことだ。
過去の番組への貢献も顧みない暴挙に対し、「我慢してください」で気持ちが収まる訳がない。
強引な手法で捻じ曲げられ、6人の夢が叶えることができないというのであれば、
今後も紅白出場にこだわる意味が無くなってしまう。
だからあえて、紅白ときっぱり決別する道を選んだ。
そこで選ばれた言葉が「紅白卒業」である。
もし仮に、単なる落選という言葉で済ませ、今後うやむやなまま紅白に出なくなったとしたら、
それこそファンは「何で紅白にでないんだ」と不満をもち、逆に裏切る形になる。
また、あえてこちらから卒業したという体をなせば、
モノノフの勘ぐりの矛先がNHKに向うことも回避でき、下手な遺恨も残さないだろう。
別番組では今後も付き合っていくことを考えれば、そういった気遣いも必要だ。
そういった意味で慎重に選ばれた言葉が「紅白卒業」なのだと考える。
もちろんこの言葉によって心ない外部の中傷を受けたり、
一部モノノフが他界することもももクロ側は織り込み済みと言えよう。
新しい道へ踏み出すときに反発が生じる事は、ももクロは常に通過してきた道なのだから、
それすらも覚悟しての発言だったのだろう。
ももクロとの距離が近い某局のテレビデレクターのTwitter発言によれば、
ももクロが『第一回 ももいろカウントダウン ~ゆく桃くる桃~』の会場を抑えたのは、
紅白の落選が知らされた後だったという。
そこからテレビ埼玉等での中継にまでこぎつけたのだから、その機動力には恐れ入る。
僅かな時間で出来る限りの、紅白落選を悔やむファンを喜ばせる仕掛けをする、
ももクロチームの前向きさとサービス精神が伺えるエピソードである。
以前から全員大人になったら、年越しライブもやりたいとメンバーは発言をしていた。
ライブこそももクロの真骨頂なのだから、今後そちらに注力するほうが彼女達らしいだろう。
「第1回」と銘打っているので次回以降はしっかりと準備の整った形で、
もっと大きな会場で、TV出演の時間を気にせず、大勢のモノノフ達と新年を迎えることが出来るだろう。
紅白に出られなくなり、早見あかりとの夢が潰えるのは残念ではあるけれど、
ももクロとモノノフにとって、かけがえのない新年のスタートになる。
私はいまそれが楽しみで仕方がない。
最後に、彼女達は公式サイトにこう記している。
ど真ん中しか歩きません。
週末ヒロインももいろクローバーZ
ど真ん中の道とは王道、正道さまざまな意味合いにもとれるが、
決して人の道を踏み外した邪の道にはあらず。
そこではごまかしが効くことはない、世間の風当たりを真っ向から受ける時もあるだろう。
しかしその道を正々堂々と歩み続ける限り、その背を支える者、
その手を離さずにいる者が決して絶えることはない。
だからももいろクローバーZよ、これからも私達の道を「走れ!」
ところで、ももクロの紅白落選を目論んだ「謎の組織」とは一体何物だったのだろうか…。

※このブログ記事は事実を参考にしたフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません